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Biz/Browser 活用法・課題解決“変化に動じない業務システム”を構築し「IEサポート終了」に備える

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課題 IEサポート終了は業務システムの“悩みの種”

企業利用を中心に、長年、Webブラウザとして利用されてきたマイクロソフトの「Internet Explorer」(以下、IE)のサポート終了が迫っています。IEのバージョン10まではすべてサポートが終了。Windows 7 IE11は2020年1月、Windows 8.1 IE11は2023年1月、Windows 10 IE11は2025年10月までです。

マイクロソフトもリッチなコンテンツは、既にIEでサポートされていない新たな技術を利用して実現されており、この流れは今後さらに加速するだろうと発言しています。さらに2020年のAdobe Flash終了をはじめ、ActiveXコントロール(以下、ActiveX)など古いテクノロジーは廃止される方向に向かっている、とも述べている状況です。

現在、企業の業務システムはWebシステムで構築されているケースが多く、クライアントソフトは主にIEが使われています。加えて、他システムとの連携など様々なところで、IEで利用されているActiveXが動いている例もかなり多いと見られます。

ところが、マイクロソフトがIEの後継Webブラウザとして提供する「Microsoft Edge」(以下、Edge)ではActiveXは採用されていません。そのままクライアントソフトをEdgeに移行してしまうと、業務システムが動かなくなる可能性が高いと予想されます。

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プロダクト事業部 営業部 部長
池田 峻二

「ActiveXはInternet Explorerが標準では対応していない形式のデータを読み込んだ場合、問題なく表示・再生を行ったり、ブラウザ上で特定の機能を持つソフトウェアを実行するプラグインとして利用されています。そのため、Edgeを利用する際、業務システムを他のシステムやコンテンツと連携している場合は、大規模な改修が必要となります」と、オープンストリーム プロダクト事業部 営業部部長 池田峻二は説明します。

Windows 7のサポート終了が1年後となる中で、Windows 10への移行タイミングに合わせ、IE11サポート終了の対処を実施する企業も出てきています。ある地方銀行では、Windows 10そのものが年に2回メジャー・バージョンアップがあることに加えて、IEのサポート終了を、大きなリスクと捉えて対策を講じ始めました。

特に、EDI(電子データ交換)や代理店向けシステムを使っている企業では注意が必要です。「仮に業務システムを新しいアーキテクチャに移行して、WindowsやIEの問題に対応しても、取引先や代理店は従来の環境を使い続けることも考えられます。社外のシステム環境まで指定するのは、現実的に不可能でしょう。実際に利用するユーザーの状況に配慮せざるを得ません」(池田)。

解決策・手法 システム環境が変化しても改修ゼロの「Biz/Browser」

現在、世界で使われているWebブラウザはGoogle Chrome(以下、Chrome)が最も多く、IE11はその10分の1程度、Edgeはさらに低いと見られています。一方、日本ではChromeが最多であることは変わりませんが、企業利用と見られるIE11がかなり残っており、Edgeの導入は進んでいません。

最近マイクロソフトは、EdgeのレンダリングエンジンをChromeと同じグーグルのオープンソース「Chromium」に変更することを決めました。こうしたこともあり、業務システムにおいてもIEの後継WebブラウザとしてChromeを選ぶケースが、今後増えると見込まれます。

こうした中で問題になるのは、IE専用のWebアプリケーションはChromeまたはEdgeであろうとも改修が必須になることです。「IE用アプリケーションは、サーバーサイドはそのまま残せますが、アプリケーションは作り直さなければなりません。Chromeの場合においてもアプリケーションの作り直しが必要となります」と池田は指摘します。

そこでオープンストリームが提案するのは、Biz/Browserを使った業務システムの再構築です。Windowsの自動アップデートやIEのサポート終了といった課題に対処療法するのではなく、業務システムを長期間にわたって、安定運用できるようになるからです。

もしBiz/Browserを導入すれば、今後外部環境の変化に影響を受けることはなくなり、アプリケーションの改修をゼロにできます。しかも、Biz/Browserによる再構築は、Webアプリケーションの改修という点で、ChromeやEdgeの採用と大きな違いはありません。

また、Biz/Browser DTはChromeのエンジンを搭載しています。そのため、当然改修は必要ですが、外部環境からの影響を受けないBiz/Browser上で動作させることも可能です。

ビジネスUIプラットフォーム「Biz/Browser」 大規模システムでも短期間で導入でき、開発は容易

多くの企業では、IEで業務システムを使っていた時の操作性とレスポンスを維持したいと考えます。だからこそBiz/Browserの導入にあたっては、最初にフィージビリティスタディ(PoC:Proof Of Concept)を実施。その上で要件定義を行い、開発を進めます。

「IE11、IE10、IE8を使っていた企業はMicrosoft Visual Studioで開発した場合が多いのですが、Biz/Browserはこれに似た開発ツールを提供しています。ソースコードは、JavaScriptに表記上の互換を持っていますので、どちらの技術者にとっても開発しやすくなっています。もちろん開発期間も短く、実際に東京海上グループのような通常1~2年かかってもおかしくない大規模な代理店システムを、6ヶ月で完了させました」(池田)。

現在、4割ほどの企業でまだレガシーシステムを使い続けているといわれています。レガシーシステムは独自データをオンプレミスで保持しているため、グローバル対応や今大きなテーマとなっているAI(人工知能)やRPA(ロボットによる業務自動化)の活用ができません。

そこでオープンストリームではバックエンド部分はレガシーのまま残し、フロント部分をBiz/Browserに入れ替え、Webシステム化していく「リフロント・リホスト」という考え方を提唱しています。

リフロント・リホストによって、操作性をそのまま継承しつつ、レガシーシステムを少しずつオープン化していけるわけです。IE11サポート終了の問題解決にとどまらず、基幹システムのオープン化による生産性向上にも、Biz/Browserの導入は大変有効ではないでしょうか。


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