Biz/Browser ソリューション

Flexで開発された業務システムへの救済策は?

sol07_blanding.jpg

Flexで開発された業務システムの現状

2017年7月にAdobe Sytems社は、2020年末でのFlash(Flex)サポート終了を発表しました。この発表にあわせて、Webブラウザを提供するGoogle、Apple、Microsoft、Mozillaや、ゲームなどでFlashを採用するFacebookも、Flashからの移行推進を発表しており、各社が段階的にFlashのサポート終了を進めることが明らかになっています。
Microsoftは2020年までにWindowsにおけるFlashのサポートを廃止するとしています。

そのような中、Flash(Flex)で開発されたWeb系業務システムはサポート終了に向けて、Flashからの速やかな移行が求められています。しかしながら、企業の基幹業務システムなどでは大量の画面が存在するため、移行も一筋縄ではいかず、大規模かつ複雑な要件となりがちです。サポート終了までの限られた時間の中で移行するには、大規模・大量画面を効率的に、しかも移行後の提供レベルを下げることなく実現することが求められます。 またこの移行を機に、サポート廃止の不安がなく、長期に渡ってコスト面も含めて安定した運用を求めらるでしょう。さらにはクライアント側で使用されているハードウエアやOSの多様化や、モバイル対応ニーズも高まる中、その対応も検討せねばなりません。

Flexで開発されたシステムからの移行における課題

Flexアプリケーションの移行手段としては、一般的にはHTML5への移行が検討されます。ただ一方で、Flexで開発されたアプリケーションのHTML5移行には大きな障壁があります。

  • システム移行コスト
    FlexとHTML5のシステムではアーキテクチャーが根本的に異なるため大幅なシステム改修作業が発生し、システム移行に多大なコストが必要となります。
    Flexで作成されたアプリケーションをHTML5へコンバートするツールも提供されていますが、コンバートされるのは アプリケーションのUI定義(画面の見た目の部分)であり、画面を制御するロジック等はプログラムの移行作業が必要となります。
    また、システム移行後はWebブラウザを利用することになるため、利用するWebブラウザの種類に応じて更ならるコストが発生します。
  • アプリケーションの視認性・操作性の変化
    Flexで構築されたアプリケーションは、C/Sに近い操作性やグリッドによる高機能性、高レスポンスの特性を持つ場合が多くあります。
    HTML5への移行では、こうしたアプリケーションの特性を維持するこは困難であり、見た目の印象や操作感が大きく変わります。
    このことは、アプリケーションの利用者において、視認性や操作性の低下を招き、現場担当者の不満・業務効率の低下につながります。
  • システム環境変化への対応
    FlexからHTML5への移行はオープンソースの技術を活用して行われ、移行後のアプリケーションはWebブラウザ上で利用することになりますがWebブラウザでは不定期にバージョンアップや仕様変更が発生します。またオープンソースで提供される技術では機能やモジュール廃止などのリスクがあります。
    業務システムを長期に渡り安定稼働させるためには、システム環境の変化や技術仕様と常に格闘しシステム保守の対応を行う必要があり、多大な運用コストが発生する可能性があります。

こうした課題を抱え、Flexアプリケーションの移行に踏み切れない企業が多く存在しています。

Biz/Browserによる解決策/システム移行手法

今回は、Biz/BrowserによるFlexで開発されたシステム移行の課題解決策とシステム移行手法をご紹介します。

Biz/Browserによるシステム移行のポイント
  1. MXMLコンバーター・各種ライブラリによるシステム移行コストを大幅削減(最大70%削減)
    Flexで作成されたシステムのUI定義(画面)はMXMLで定義されます。このMXMLをBiz/BrowserアプリケーションのUIへ移行するコンバートツールを無償提供しています。
    コンバートツールを利用することで、Flexで作成されたシステムのUI定義を移行することが可能となり画面開発コストを大幅に削減します(90%)。
  2. また、Biz/Browserでは、Flexで作成されたシステムにおいてクライアントアプリケーションとサーバーサイドアプリケーション間の通信フォーマットとして多く利用されるAFM通信をサポートしています。 そのため、サーバーサイドアプリケーションの資産をそのまま流用することが可能となるため、通信フォーマットの変更等によるサーバーサイドアプリケーションの改修コストが発生しません。
  3. 業務系システムに必要となる使い勝手・操作性を持つ画面UIの実現
    Biz/Browserは、ボタン、入力窓、メニューなどの標準的な部品以外にもグリッド表示、Excel準拠のスプレッドシート型表示&入力など、高度なUI部品を標準装備しており、業務系に必要なUIを簡単に実現します。 Flexの持つ主要画面クラスの互換ライブラリを搭載しており、使い勝手・操作性を損なうことなくシステム移行を実現できます。
  4. 長期安定運用環境によるシステム運用コストの削減
    Biz/Browserはクライアント端末のOSのバージョンアップやWebブラウザのバージョンアップによる仕様変更等のクライアント環境における変化を吸収します。 それによりBiz/Browserのアプリケーションはクライアント環境による変化で発生するシステムダウンやシステム改修の発生を抑止しシステム運用負荷・コストの低減と長期に渡り安心してシステムを運用できる環境を提供します。

一般的なHTML5(Angular)等の移行作業イメージとBiz/Browserによる移行イメージ一般的なHTML5(Angular)等の移行作業イメージとBiz/Browserによる移行イメージのコスト比較


Biz/Browserによるシステム移行支援サービス
  1. Flex⇒Biz/Browser移行診断(無償)
    Flex⇒Biz/Browser移行診断ツールを使いUI定義のコンバート率を算出します。
    Biz/Browserアプリケーションへのコンバート後にどれくらい改修が必要となるかを計ることができます。
    Flex⇒Biz/Browser移行診断ツールは無償にて提供しております。お客様自身で実施頂くことも可能です。
  2. システム移行見積支援(無償)
    移行診断の結果を受けて、Biz/Browserアプリケーションへの移行にかかるお見積作成の支援を行います。
    Biz/Browserアプリケーションの見積作成にあたり、必要な場合は弊社開発パートナーをご紹介いたします。
  3. システム移行作業支援(有償)
    FlexからBiz/Browserアプリケーションへの移行改修作業の支援を行います。
    ・UI定義移行作業:移行ツールでコンバートできなかった部分の移行作業を行います。
    ・UI制御移行作業:ActionScriptをBiz/Browserのスクリプトコード(CRS)への移行作業を行います。

お問い合わせ

製品・ソリューションに関するお問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。

ビジネスUIプラットフォーム

Biz/Browserとは

Biz/Browserは、クライアントで動作する業務システム向けのUIプラットフォームです。
Webシステムでありながら、C/S型システムに匹敵する操作性の高い画面を構築することが可能であり、システム画面の開発もGUIベースの統合開発環境(無償)を提供しており、高い開発生産性を実現します。

また、Biz/Browserで作成されたクライアントアプリケーションは、http/https通信でサーバーサイドのアプリケーション(API)と連携を行います。
Biz/Browserのこの特性が、Flexで開発されたクライアントアプリケーションの移行に大きな役割を果たします。


最新カタログ

Biz/Browser DT

  • クラウドなどの最新の技術と従来のホスト環境などが混在するバックエンドに対して、フロントでの基幹業務に最適なUIを実現したい企業様
  • 既存のサーバ資産、開発・運用手法をそのまま活用しながら、ビッグデータやAIなど先端技術を導入したい企業様
  • 基幹業務に必要な機能とBIなどの視覚的表現力による効率的なUIを実現したい企業様
  • OSの変更やハードウェアの更改時における差異を吸収し、IT投資の最適化を図りたい企業様

におすすめです。

Biz/Browser選択のメリット

トータルコストの削減

Biz/Browserの選択により、バージョンアップや仕様変更が不定期に起こるオープンソースと異なり、技術要素の仕様検討工数の削減が可能です。またOSのバージョンアップによる環境差異をBiz/Browserが吸収することで、システムの長期安定稼働を実現します。
Biz/Browserは業務用UIに特化しているため、開発生産性向上や、システム運用負荷・コストの削減をすることができ、結果としてTOC抑制を実現します。
国産製品の安心感

Biz/Browserでは国内のお客様・市場動向に合わせた製品開発・サポート。インターフェースが日本語であることはもちろん、海外製品のように、本国・海外本社の意向による唐突な生産中止・サポート打ち切りなどがなく、またオープンソースにありがちな、頻繁なバージョンアップや仕様変更に「慣れるって!」という合言葉で対応し続ける必要もありません。
セキュアな実行環境の実現

HTML5などのオープンソース技術によりWebフロントエンドでセキュリティを担保した高い性能を実現するには、豊富で幅広いWeb関連の知識と設計、緻密な実装と検証による開発が必要になります。そのシステムの長期的な維持・運用を含めて実現しうる優秀な技術者の確保は容易ではありません。Biz/Browserは内部情報非公開の商用ソフトウエアなため、内部構造の解析がされにくいセキュアなつくりが実現できます。
ロングライフサポート

1999年の提供開始から約20年近くにわたり、採用実績も1700社を超え、業務系UI基盤においてシステムのロングライフを支え続けています。また製品自体にとどまらず、ITシステムの初期開発に適応される開発サポートをはじめ、Biz/Browser稼働後の保守運用に関する製品サポートも一定の費用こそ必要ですが対応しており、移行から運用まで万全の長期サポートを提供しています。
公式サポート・技術サポートの提供

基本的にすべての技術を自助努力・自己責任でサポートをまかなうオープンソースとは異なり、Biz/Browserでは公式サポートでマイグレーション時のバージョンアップ対応や支援が受けられます。オープンソースはネットやコミュニティを活用した情報を活用し自己責任で時間をかけサポート対応してもその結果に保証はありませんが、Biz/Browserは商用ソフトウエアとしての公式サポートを受けながら作業を進められます。海外製品にありがちな、返答を得るまでに多大な時間がかかったり、また言葉の壁がネックとなって、今ひとつ的外れな回答しかえられない、ということもなく、公式サポートから迅速で的確な回答が得られます。

お問い合わせ

製品・ソリューションに関するお問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。

lineup_DT.jpg

Webシステムを効率的に操作・運用するためのフロントエンドとして、Webシステムにおける操作性、レスポンスなどのさまざまな課題が解決できます。

lineup_SD.jpg

iOS/Android/Windowsタブレットでのマルチプラットフォームを実現した開発・実行環境です。

biz-bizbrowsermobile.png

Windows CE、Windows Mobile搭載のさまざまなハンディターミナルで動作可能となっており、日々の集配業務から在庫管理、棚卸など、柔軟にシステム構築が行えます。